ジャニーさんが亡くなった。
月並みな表現になるが、この人のおかげで日本に数多の勇気が生まれたことは疑う余地もない。
嵐の松潤が、ジャニーさんが亡くなる前の会見で、
『弊社代表の喜多川が・・・』
てゆーてて、
『弊社』
という言い方がすごく違和感を感じた。
嵐をはじめ、すべてのジャニーズたちは、ジャニーさんの会社の社員なのか。
ひとつひとつのグループやひとりひとりのキャラが立ちすぎてて、
会社という枠を感じたことはなかった。
ジャニーさん、ずるいよあんたは。
こんなタレント軍団を、
自ら選び、育て、プロデュースし、
その成長の全てを間近でみてきた。
そんな人生、楽しくないわけないし、
幸せじゃないわけがない。
ジャニーさん。
ずるいぜ。
きっとすべての社員に愛されてる。
下っ端の社員にもモノマネされる。
命の価値は等しく同じ。
等しく価値はないけど、
この人ほど影響力を与えた人なら、
なんか価値はぜんぜん高い気がする
おれは特にジャニーズ好きでもなんでもないけど、
心から尊敬する。
おれもタレント軍団をつくりたい。
GOODLIFEはひとつひとつの事業や、
ひとりひとりの社員のキャラが立ち、
ぜんぜん独立しても食っていけるけど、
それでも会社にいることを選択する会社にしたい。
おれはジャニーさんにはなれないけど、
ジャニーさんのようにメンバーに愛されて、
いくつになってもいじられる存在でありたいと思う。
経営者つーもんはこの競争社会の中で勝つために
過去、今、未来、という時間軸、
戦略、戦術、戦法という戦略軸はもちろん
経営
経理会計
マーケティング
セールス
商品開発
デザイン
SNS
採用
育成
保守管理
幸福
評価
など経営に関するすべてを学び、高め続けていく必要がある。
ジャニーさんは時代がよかったこともあるやろうけど、それでもアイドルのプロデュース能力、またそれにまつわる全てを学び、高めてきたに違いないと思う。
たいてい、そういう人はまず現場と目線が合わなくなる。
価値観や考え方の次元が違う。
だから使う言葉が違う。
経営者と現場の乖離はそうして生まれている。
でもジャニーさんは違うのだろう。
ジャニーという経営者は、卓越した能力を有していながらも現場の社員からも親しみやすく愛されている。
日本の中にどれだけその両立ができる経営者がいるだろう。
たいしたこともしてないのに、地位や名誉や規模だけあってえらそうにしてる経営者は死ぬほどおる。
でもおれが目指すのはジャニーさんのような、
能力が卓越していながらも、親しまれて愛される経営者になりたいと思う。
知識を得て、能力を高めれば高めるほど、一般的な感覚の基準がわからなくなる。
強く意識してるから大丈夫やと思うけど、それでも重ねて注意しよう。
『なんかヘラヘラしてるよね!』
『ニートなの?』
て思われて、言われ続ける人でいよう。
それがおれの人間としての理想。
それをナメてマウントとってくるやつもよくおるけど、もういい。
そういうやつはその日限り二度会うことはない。
突き抜ける強さを身につけよう。
強さは優しさ。
優しさは強さ。
今日もまたやりきる。
一日一日をやりきった先にしか、理想の未来はないし、
そうやって未来は、人生は自分の手で作り上げていくものだから。
ジャニーさん、お会いしたこともないけども、同じ時代に生きれたことを嬉しい思います。
さぞ、ええ人生やったんでしょねぇ。
また人に生まれたら、その時代のタレントプロデュースお願いしまっせ