小さな星がほらひとつ

しんさん結婚式の話

奈良に来てる。

しんさんの結婚式。

 

結婚つーのはやっぱりいいなと

結婚式に来るたびに思う。

 

まだ受け付け前やけど、ちょっと前入りして街を歩く。

 

たいていの人は結婚式の場所に親しみのある場所を選ぶ。

 

しんさんもこの街で生まれ育った。

 

なにを感じて、どんなことを考えて育ったのか、軽く散策しながら妄想する。

 

結婚式は式だけでなく、そういう妄想を含めて最高の娯楽だと思っている。

 

人間の命に価値なんてないが、

 

おれはだからこそ、その人が生きてきた道や築いてきたものに深い興味がある。

 

しんさんとはまだ付き合い自体は短いけど、こうして式に招いてくれたこと。

 

式を通して、おれの知らないしんさんの人となりがもっと見えると思うと、

 

それがすごく楽しみ。

 

早く酒が飲みたい。

愚痴で飲む酒よりも、

幸せの席で飲む酒の方が死ぬほど美味い。

 

 

 

 

 

 

ビジョンを同じレベルで共有するのはほんまに難しいと思う。

 

おれにとってはビジョンは目指すものでなく、

表現するものなんやけど、

 

一緒に働く仲間は当然、生きてきた背景が違う。

 

いくらビジョンに「共感」できたとしても、

 

それが心の底からやりたくて、実現することを「前提」に動いてるおれとは

 

天と地ほどの違いがある。

 

経営っつーのは難しい。

ほんとに。

 

経営者の仕事は、

ビジョンを語り、同じ世界を見せること

そのために文化や雰囲気をつくること

組織が整えってきたら

最終的にはそれだけやと思う。

 

一旦、その流れが出来るまでは我慢や。

それまでは何度でも伝え続ける。

 

おれはブレへん。

 

はやく来い。

おれの見てる最高の世界へ。

 

この世界が見えると楽しい。

もっと楽しい部活をしよう。

 

部活はさ、

チームが強くなってから入るより、

苦しい時いっしょにがんばったほうが、

その喜びは何倍もでかくなる。

 

未来に投資できる人間を集める。

いろんなことが落ち着けば

本格的な採用に乗り出す。

 

そのときは一気に行く。

まだまだまだまだ

ぐっと我慢する時期だ。

 

そんな感じ。

 

 

 

 

 

はようまい酒飲ませろ!