ピアノの森
という漫画を読む。
感動した。
技術を高めるのはきっと、誰でも一定までは出来る。
音楽はそれではダメで、人の心に震わせ、感動させる必要があるんや。
毎日練習を積み重ねてきた技術を土台に、自分の想いや魂を乗せていく。
それが人の心を震わせ、感動を生むんやな。
うまいという技術は当たり前で、その人の生き様、魂が音に乗る。
その人にしか出せないであろう音色に、おれは心が震え、感動する。
そんなピアノを生で聴けたら、肌で感じられたら、きっと自分の悩みなんて吹き飛び、生きる勇気がもっともっと湧いてくるんじゃないかな?
ピアノの森
ブルージャイアント
どっちも音楽を通して、人を感動させる漫画
幸介は人を感動させたいんやと気づく。
人の心を震わせるような感動をつくりたいんやなぁ。
さて、どうやってそんな瞬間をつくろうか?
なにでそんな瞬間をつくろうか。
パッと思いつくのは結婚式か。
あれは心震えることがある。でもこねくり回したような式は好きじゃない。
コンテンツの問題ではなく、大事なことは、二人の心の距離だ。
本当に、お互いを愛することを、両親や、友達の前で、誓い合うこと。
その本当の意味をもっと深く考えれば、結婚式の感動はきっともっと高まる。
ピアノのように、結婚式だって、二人の生い立ちや背景、想いが乗る。
その人たちの生き様がでる。
その人の心にある音色は、その人自身にしか奏でることはできない。
音楽という武器を選んでこなかったおれは、おれなりの武器で感動をつくろう。
それがおれの魂が歓喜する生き方なのかもしれない。
焦るなおれ。
一歩ずつ一歩ずつ。