小さな星がほらひとつ

なんでもない話

夢洲にきた。

チェックインを済ませて

とりあえずインテックスへ。

 

今日は

資産運用のエキスポやってる。

 

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中に入ると

運営してる人も

参加してる人も

損得勘定の顔してて

バツグンに胡散臭くて

ああ、ええなぁと思う。

 

会場の外には

不動産投資の営業マンがたくさん。

 

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こういうイベントに

参加する情弱な人たちは

さぞカモなんだろう。

 

きっと朝イチのオフィスで

さぁ今日もバンバン狩るぞ!

と気合いを入れたに違いない。

 

おれも声かけられたけど

興味がないから

役には立てないってこと、

あと暑いけどがんばれ、

とだけ伝えた。

 

肉食と草食。

どちらも世界には必要だ。

そうやって世界は回ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

港には

大きな物流拠点がある。

そんななにもない道を歩き

とりあえず海を目指す。

 

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今日は車で来てるけど

ゆっくり歩くほうがいい。

おっきなトラックが走るから

道幅が無駄に広くて最高だ。

 

Googleマップで見たところ

海の方向にいけば

野鳥の展望台があるようで

そこを目指してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

着いた。

聞いたこともない

マイナーな施設だ。

 

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入口はいってすぐのところに

公園全体の案内があった。

 

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どうやら一番奥まで行けば

テトラポット越しの海が見れそうだ。

 

きっと誰もいないだろうこの施設。

まずは展望台へ行ってみることに。

 

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いや、いた。

 

野鳥を撮る、

すごい数のおじさん。

おじさんおじさんおじさん、

いや、おじいさんか。

 

管理人ぽい人が

おれの存在に気づいて

声をかけてきた

 

「今日は○○○いますよ」

 

いきなりすぎて

なんて言ってるかわからず

反応もできひんかったけど

間違いなく何かしらの

鳥の名前を言ってた。

 

無視してごめん

とか思いながら

ふと掲示物を見ると

ものっすごい観測してはる。

 

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自分らめっちゃ好きやん。

 

なんとなくわかった。

野鳥撮影の聖地なんやな。

 

思えば

管理人のおじさんの前提が

あまりにも強すぎた。

 

「ここに来たってことは

 そういうことやんなぁ?」

みたいなノリで。

 

すいません。

軽はずみな気持ちで立ち寄って。

あとマイナーな施設とか言って。

 

がんばれ。

青春してるんやな。

鳥で。

 

 

 

 

 

 

結局、この公園からは

海沿いに出ることはできず

別のルートをさがす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分くらい

海沿いを歩いて

ようやっと出れた。

 

海だ。

工場のある、海だ。

 

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大阪湾は言わずもがな

黒くて、臭い。

波打つたびに臭い。

 

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浮いてる容器も黄ばんでる。

 

ドームがある。

大阪市の負の遺産だ。

 

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え、

どうやって書いたん。

なサインがある。

 

じゃん負けで

負けたやつが泳いで行ったんやろか。

この濁ってて臭っい海を。

 

仮にそうやとしてやで

せっかくそこまで体張るなら

もうちょいチームの名前?とかさ

上手に描かれへんの?

 

なんで泳いでいく根性はあんのに

上手に描こうってこだわりないの?

 

一貫性ないわぁ。

知らんけど。

 

 

 

 

 

 

 

堤防沿いを歩く。

歩く先に海遊館が見えた。

 

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今まで海行くってなったら

海遊館側に行ってたけど

昼間にくるならこっちもいいなぁ

向こうより人少なくていい。

 

夜に来るには

さすがに工場地帯すぎて

ちょっと怖いけども。

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国人女子が

インスタの撮影してた。

 

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服、お揃いの色でええやん?

でもその色、顔のくすみそやなぁ。

まだ若そうやし、もう少しくすみのない

鮮やかな色のが映えると思うけどなぁ

 

とか

自然に考えてまうくらい

パーソナルカラーは板についてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅に上がる。

おじさんが黄昏てる。

 

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向いてる方向は海やけど

目の前はコンクリで。

 

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すぐそこに海が広がってるのに。

なんで「ここ」なんやろか。

 

おじさんには

どんな世界が見えてるんやろ。

 

おじさんの行動はわからない。

とかゆーてるけど、

おれも若い子から見れば

よーわからんおじさんなわけで

 

勝手に他人に余計なお世話を

押し付けがましく言い出したら

いよいよきついと思う。

気をつけよう。

 

35歳か。

 

しっかりとおじさんやなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このビルにきた。

 

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大阪府庁?が入ってる

咲洲庁舎だ。

 

もーのすごく高い。

入ってみると展望台があるみたい。

なんと57階。

 

タワーに登るの久しぶり。

とりあえず登ってみる。

 

エレベーターは一台しかない。

タイミング悪く一階で待ってると

点滅してる色が無駄にエロい。

 

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なんでやねん。

 

エレベーターが降りてきた。

ガラス張りのエレベーター。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、こわい。

めっちゃこわい。

この時点で無理や。

 

まだエレベーターなのに

もうすでに降りたい。

 

高いところ、だめだわ。

 

 

 

あぁ

エスカレーターもこわい。

 

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なんか無駄に長いし

なんで万華鏡みたいに。。

SF映画ぽくてこわい。

 

あかん。

足すくんできた。。

降りたい。

 

でも展望台に着く。

 

 

 

 

 

あーーーーーこわい!!

無理すぎる。。

 

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これ以上、

窓に近づくことができない。

 

でもなんか

元取らなあかんなと思って

展望台をがんばって一周する。

完全なるインコース。

 

結果、

展望台を3分で退散。

 

きっとおれが

この展望台を最短で降りた

日本記録保持者だろう。

 

怖すぎた。

はじめて自覚した。

 

おれは

高所恐怖症だ。

 

一階に戻って来れて

心底安心した。

 

おーこわっ。

もう二度とタワーに登らん

そう誓った夢洲の夕方。

 

好奇心が旺盛な人間は

歩くだけで楽しい。

 

30も超えて

散歩ひとつ楽しめないようじゃ

なにか見えてるフリして

なにも見てないんやろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若林のエッセイを読んで

エッセイ風を書こうとしたけど

やっぱめんどいな、エッセイは。

 

時系列で言葉整理するのとか

読み手を意識した構成とかは

このブログに合わん。

 

それを再確認しました。

やっぱり等身大をありのまま

吐き出すように書いてこ。

 

さて、また海いこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

海、くっさぁ。