すごい人の話

大谷翔平の

2021年シーズン特集番組。

NHKスペシャル。

 

2018年 右ひじの手術▶︎離脱

2019年 左ひざの手術▶︎離脱

2020年 過去最低の結果

 

二刀流で結果を出そうともがき

ケガや成績不振で低迷していた。

 

 

2020年11月

下半身を徹底的に強化

バレルゾーンでの打点を目指す。

バットにセンサーをつけて

スイングの角度やスピードを分析。

 

2021年1月

二刀流について覚悟を語る。

結果を出さないでいらないと言われれば

辞めないといけない職業なので、

それはアメリカでも日本でも変わらない。

やりたいと言うならば

結果を出さないといけないので。

 

トレーニングが

ナチュラルになじんでいるので

去年よりも左足に体重を乗せれている。

 

2021年4月

今年はじめて二刀流で登板。

1年間安定して出続けるためには

シーズン最初の方でいい結果を

出す必要があると考えていた。

 

この試合で手術明け、

はじめて160キロを越える投球で

バッターを完封。

 

1回を抑えた裏

バッターとして打席に向かう。

初球。

特大の強烈なホームラン。

その後も投手として

7つの三振を奪う。

 

使う方も不安があると思うので

一番はじめにいい結果を出したのは

よかったと思います。

 

2021年6月7月

ホームランを量産

2ヶ月連続で月間MVPを獲得。

バレルゾーンでの打点は27%。

理想のアッパースイングを実現。

本人は『ヒットを打ってる感覚』

それが角度がよくてホームランになってる。

 

しかしフォアボールが多いことと

シーズン通して出場し続けるために

同時にピッチングフォームを見直す。

フォーム解析の施設に通いながら

重さの違うボールを投げる

トレーニングを継続していった。

 

やっていく中で気づくことがある。

誰でもできることなので

継続してやっていく必要がある。

 

 

大谷が野球をはじめたのは

小学校3年生のとき。

 

小学校のときに

親子で交換ノートをしていた。

 

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お父さんが

大谷に繰り返し伝えたことは

『野球に対する姿勢』

 

ヒット打てとか

エラーするなとかの

プレー内容のことじゃなくて、

 

①一生懸命に声を出す

②一生懸命にキャッチボールする

③一生懸命に走る

 

の3つを伝えた。

誰でもできることを

地道に継続することを伝えた。

 

この姿勢がなかったときは

厳しくフィードバックしたし、

逆に一生懸命、野球に取り組めば

よく誉めた。

 

 

大谷の野球に対する姿勢は

この時から変わっていない。

 

一試合一試合ごとに

課題だったり

やりたいことだったり

 

試して反省して

試して反省して

ということを

繰り返していくことで

少しずつ改善されていくと思います。

 

理想は全試合

振って振って出ていきたい

でも抑えるところは抑えないと

 

◇いっぺー

睡眠時間は8時間か9時間は寝ていた。

できるだけ多く寝る

というのは鍵だったと思います。

 

オールスター

初の二刀流での出場。

大谷の存在に懐疑的だったメディアも

絶賛した。

パンデミックが続く中で

大谷は多くの人の希望だった。

 

シーズン後半。

大谷を警戒して

ピッチャーは

ホームランになりづらいとされる

外角をボール球覚悟でせめられる。

 

快挙達成への逆風の中

大谷が考えていたのは

全く別のことにあった。

 

『それはそれで

 バッターとして成長できたと思います』

 

大谷の関心は

少しでも

野球選手とし

高みに到達登ることしか考えてなかった。

 

次の打席サークルに入る大谷

ピッチャーの球を

一球逃さず見る。

 

自分の打席では

一球ごとにタイムをとり

球の軌道を焼き付けていく。

 

さらに

ベンチに戻ってからも

一球一球振り返る。

 

『一打席一打席違いますし

 反省することは毎回あります。

 枠に入ってきたボールを

 打つというシンプルなことを

 1年間続けるのがバッターなんで』

 

 

プロとしての責任

野球を楽しむ

※できないことができるようになる

 

その2つあるとしたら

後者しかない。

それを楽しむことしかない。

 

大谷は

目の前に出てきた壁を

一生懸命向き合っていく。

 

小さいことから野球をはじめて

基本的には

何も変わらずやってきた。

もっともっとうまくなりたい。

 

一日一日重ねるたびに

足りないところは見てきますし

まだまだうまくなれるといくことを

感じさせてもらえますし、

やることがたくさんあるのは

これはとても幸せなことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

シーズン終盤。

二桁勝利がかかった試合。

メディアがいつも以上に注目し、

歴史的な記録がかかった試合であっても

決してそれを目的には投げない。

 

それよりも

来シーズンを見据えて

ピッチングで試したいことがあった。

 

自分への攻め方が変わる中で

それに対応して

しっかり成長して

来シーズンにつながることができれば

もっといいシーズンになると思いますので

 

形になったシーズンだと思うので

勝たないと楽しくないので

チームとして勝たないと楽しくない。

そこに対して

自分がどれだけ貢献できるか。

だから来シーズンも

チームとして勝っていきたいです

 

今年の数字が最低

今年できたことが来年できないということはなしにしたい

誰もができることを一生懸命にやる

 

 

 

 

 

 

 

 

『すごい人』

と感じる人には

いくつかの共通点がある。

 

①常に高みを目指している

②そのために毎日積み上げている

③敵は他人ではなく昨日の自分

④未来と今だけを見ている

⑤その状態がとても幸せ

 

その結果として、

人の目線や人の評価は

一切気にしていない。

 

そんなところで生きてないし

そんなところで妥協しない。

 

鶴太郎さんも

宮崎駿さんも

手塚治虫さんも

みんな同じだ。

 

人間としての

生き方が。

 

おれもそう生きたい。

いまもそうだし

この先の未来も

昨日の自分に勝ちたい。

 

毎日毎日積み上げて

前に進めたい。

 

お父さんの教育すごい。

 

そうなんよ。

姿勢なんよ。

 

物事に対する姿勢というのは

大人になったら

もう教えることはできない。

 

姿勢なんだよ。

姿勢は見ればわかる。

明日はもっとがんばる。

今日よりも一歩だけがんばる。

 

大谷くんはすごい。

本当にすごい。

いつも勇気をくれてありがとう。

いつか会って話してみたいと願う。