小さな星がほらひとつ

信念を持つという話

朝ドラでやってるトト姉ちゃん。

 

編集長役の唐沢寿明が、資金難を理由に冊子に広告を載せたトト姉ちゃんに激怒し、編集長の座を降りるシーンがあった。

 

理由は、一回でも広告を入れると、広告主の言うことを聞かなくてはならない可能性がでるから。

 

トト姉ちゃんは広告主に対して、 言うことは聞きませんて言ってたけど、唐沢寿明から言わせると、甘すぎるとのこと。

 

トト姉ちゃんは出版するためには広告を入れるしかないと考えてて、気持ちはわかるんやけど、おれは唐沢寿明派である。

 

 

でも理由は唐沢寿明とちょっと違ってて、事業において、一回でも利益重視の意思決定をしてしまうと、たぶんもう戻れない。

 

一回金持ちになった人が生活水準を下げることが出来ないのと同じように、人はラクに流れる。

 

おれは性善説やけど、同時に性弱説も持ってる。

人間は全員が全員、弱い。

 

金儲けがしたいならなんぼでもラクな方に流れればいい。

でも仕事を通して実現したい世界感があるなら、一度も意思決定に妥協してはいけない。

 

たった一度の妥協も、だ。

 

そこには間違いなく、真の強さがいる。

確固たる信念がいる。

 

あと2年。

30歳になるまでが勝負。

 

いまの信念を貫き通すだけの実力をつけなければ、誰にも想いは届かない。

 

おれには確固たる信念がある。

その信念に見合う実力をつける。

 

 

 

 

 

8月3日追記。

 

トト姉ちゃんが自分の非を認めて、広告を断りに行った。

 

朝ドラで感動して、泣きそうになった。

 

がんばれ、がんばれ!

ゆーて、漫画とかドラマとかの世界観に深く入り込めるおれである。