小さな星がほらひとつ

詩の話

ともだちのかたちが変わっていく。

 

ぼくがどれだけともだちの形を変えたくないと思っていても、ともだちのかたちはどんどん変わる。

 

ともだちのかたちはどんどん遠く、見えなるものだ。

 

でもふとしたことで近く、見えるようになることもあるんだよ。

 

死に向けて生きるぼくらは一方通行。

後ろにもどることなんてできないけど、ともだちのかたちは、そのともだちとだけのかけがえのないものだから。

 

すこしだけ心を踊らせてあげる。

 

またかたちがかわっても傷つかないように。

すこしだけ、すこしだけ。

 

ともだちの詩