小さな星がほらひとつ

風はまだ吹いてる話

風立ちぬを観る。

 

イタリアのカプローニさんが

何度も夢に出てきて問いかける。

 

「まだ風は吹いてるかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの頃や若い頃に描いた

壮大で自由な夢や志を

忘れずに生きることは難しい。

 

ひとり、またひとりと諦めるのは

きっと風が吹かなくなったのだろう。

強く生きる必要がなくなったのか

あるいは

はじめからなかったのかもしれない。

 

いずれにせよ

子どもの頃や若い頃には

風は吹きやすいようだな。

 

自分の心にはまだ風が吹いている。

税務調査で大きくいかれても

結婚して子どもが生まれようとも

37歳になっても、尚のこと。

 

心のどこかで

生まれ育ったこの国を

良くしたいと思ってる。

 

それをこの映画をはじめ、

高市さんの動きを追っていたり

近藤さんと話して確かに感じた。

 

国を良くするためには生きないが

いろんなひとの人生を良くすることで

国が良くなればいいなと願ってる。

 

風立ちぬのテーマのように

大きな矛盾を抱えて生きたいとも思う。

 

人生を最大限に良く生きること、

国を良くすること。

 

それは全然違うことなんやけど

自分なりに関係性を見出しながら

どちらも大切に生きたい。

 

心の中に風が吹いてるうちは

全力で、必死に生きたい。

 

そんなことを感じた。

 

宮﨑駿の心にもきっと

風は吹き続けているのだろう。

高畑勲という大切な存在が死して尚、

85歳という年齢になって、尚。