小さな星がほらひとつ

思考の時間軸の話

カンパニーデックをつくりはじめて

はや2ヶ月。

50日くらいかけて

全体像ができてきて

詰めていくところまできた。

 

思考を

未来に置いてる。

とてもエネルギーを使うし

考えれば考えるほど、

 

描いた理想の未来と

今とのギャップに焦りもする。

 

過去や今の

延長線上に置く未来を

考えるのはとてもラクだ。

 

でも

いろーーーーんなことを

調べて考え抜いて

答えのない未来を

0から考えて言語化したり

スライドに落とすことは

とてつもないエネルギーを使う。

 

生みの苦しみが詰まってるし

挑戦してる楽しさもある。

 

いずれにせよ

この2ヶ月くらいは

自分の思考を

ずっと未来に置いてる。

 

でも現場もあるから

今に思考を戻さないといけなくて

そのバランスを常に取ることも

かなりエネルギーを使う。

 

意図的に、

意識して、

思考の時間軸を

一日の中で何度もズラす。

 

10年後

5年後

3年後

1年後

今年の残り

今月

今週

今日

 

そういう『時間軸』を

 

世界

社会

環境

エネルギー

都市

人間

 

みたいな『外部環境』ごとに

切り分けて考えたり、

 

経営

会計

財務

人材

採用

給与

事業

マーケ

営業

顧客管理

 

みたいな『内部環境』ごとに

切り分けて考えたり、

 

戦略

戦術

戦法

 

みたいな『大きさ』ごとに

順番に考えたり。

 

そのすべてが

きれいに整うように、

一貫性があって調和があるように、

かつわかりやすく

まとめなければならない。

 

頭の中にあるイメージを

紙にラフを書き出して

図にして言葉にして

『伝わる形』に変えていく。

 

この2ヶ月だけで

この資料をつくるために

莫大な時間と労力を割いてる。

 

命かけて

作ってる感覚がある。

 

いまの

33歳のおれの

すべてを詰め込もうとして

楽しいんやけども

同時にほんとに苦しい。

 

誰かに手伝ってほしいけど

誰に手伝ってもらえることでもなくて

 

 

作っては壊して

ラフ描いて作っては

言葉を乗せてみて

ちゃうなーー

ってなっては壊して

修正して整えて

デザインに落として

言葉にしては

シックリこなくてまた壊して

0から考え直して

ラフを描いては

イメージに合うデザイン探して

 

みたいなことを

永遠に一人でやってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近おーたさんに

『忍耐強いよね』

て言われて

自分が忍耐強いだなんて

今まで考えたこともないけど

 

一日に何時間も

そんなことを

ずっと一人でやってるおれは

客観的に見たらそうなんだろう。

 

苦しい。

どこにも答えがない。

でも答えを出そうと

必死にもがいてる。

 

まだ多分おれ以外には

この資料をそこまでして

作る価値があるのかということ、

理解できないと思う。

 

でもこの資料は

必ずうちの財産になる。

 

この資料があるからこそ

優秀な人材を採用できるし

この資料があるからこそ

会社の存在理由や

目指す方向性や

大切にしてることや

それぞれのメンバーの役割なんかが

共通認識になる。

 

『共有知』

があるということは

強いチームづくりにおいて

必須なんだ。

 

パッと見ただけで

意図が伝わるように

視覚化されてて

 

その視覚化した意図に

合わせた言葉を乗せる。

 

見る人が見ればわかる。

この資料は

作った人間が

命削ってつくったな、と。

 

ジブリの映画をみて

感動するのと同じように

 

この資料を見ただけで

感動するレベルのものを

生み出そうとしてる。

 

そりゃ苦しい。

そんな資料、

おれも見たことないんやから笑

 

誰も見たことない資料を

誰も見たことないクオリティで

作り上げたい。

 

この資料ができたら

思考を

ぐっと今に戻してこれる。

はやく『今』に集中したい。

 

でもそのためにも

『明確な未来』を描くんや。

 

『今』に

120%集中しきるために。

 

散々広げた風呂敷を

きゅーーーーっと

小さく閉じていく。

 

今に戻ってきたとき

おれは

一段階パワーアップしてる。

 

今に

全力で集中できるから。

 

まぁようは

そーゆーこと。

寝る。

 

今日はよかった。

日本はほんとに終わってます。

それが心から悲しい。

悲しみを抱いて寝る。