小さな星がほらひとつ

マクドのおばあちゃんの話

茶屋町のマクドには

 

齢75才くらいのシワがれたばーちゃんが働いてる。

 

ばーちゃんの仕事はレジだ。

 

ばーちゃんはいつもシワシワの顔に、

 

年齢に合わない真っ赤なリップを塗ってる。

 

マクドには真っ赤なリップと決めてるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

今日はばーちゃん、特別げんきなかった。

 

ふつうにしんどいんやと思うけど、

 

その歳になってまで、

 

しんどい日まで

 

レジに立って働かないといけないばーちゃんの心を想像した。

 

辛いなぁ。

辛いよなぁ。

 

もうこの歳になってはほんまに

 

どうしようもない。

 

ほんとうの意味で選択肢がねーよなぁ

 

がんばればーちゃん。

 

おれもがんばるよ。