小さな星がほらひとつ

引きこもりの話

ちさまと久しぶりに飲む。

 

全国的にも有名なエステの会社でエリアマネージャーをしてる。

 

4人姉妹の末っ子のちさま。

 

3番目の姉が引きこもりだ。

 

うちも、おっちゃんが引きこもりだが、

 

実の姉が引きこもりっつーのは、またちょっとニュアンスが違うんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちさまの両親は、親だけどもうじいちゃんばあちゃんみたいな年齢だから、

 

両親が死んだら、引きこもりの姉の面倒を自分が見ないといけないな、

 

と姉の人生まで背負おうとしてるのを見て、

 

こいつは優しいやつだなぁ、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

命に、

 

そもそも価値なんてないんだ。

 

おれはそれは、家族だろうと兄弟姉妹だろうと、親友だろうと

 

同じだと思ってる。

 

その前提に立った上で、

 

大切にするのかどうか。

背負うのかどうか。

 

そういうことを『選択』しないと、

 

きっと重荷に感じる日が来てしまうんじゃないかって思う。

 

でもそんな単純な問題じゃないんだよねー

 

と言う彼女に対して、

 

そうだよなー

 

と思う。

 

背負えば背負うほど、

人生の負荷は増える感じがする。

 

それは一つの見方では、重く、苦しい道なのだろう。

 

でも見方を変えれば、

 

背負えば背負うほど、

人生の厚みが増すとも捉えられると思う。

 

でもさ、わからん。

人間なんていつ死ぬか。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、人生なんてもんは、

 

この世界をどう捉えるか、

 

目の前の事実にどう向き合うかでしかない。

 

みんながみんな、主観の中で生きているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年もおれは人生勝負かけてる。

 

今年で決める。

 

人に迷惑かけるのも、

 

貧乏な暮らしも、

 

今年で最後にする想いで毎日を生きる。

 

 

 

 

 

 

 

 

やるべきことを淡々と。

 

経営判断が難しいこともある。

 

ほんとうにこの選択で合ってるのか、わからなくなることだってある。

 

そんなこと、毎週レベルである。

 

でも覚悟する。

 

自分の選択を正解にしていく。

 

いろんなもの背負って、

 

背負ったものをぜんぶ厚みに変えていけばいい。

 

なんとなく、そう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなうまくいってから言葉に残す。

 

おれはうまくいく過程すらも言葉に残す。

 

きっといつか、この言葉たちが価値に変わる。

 

その瞬間を誰よりもおれ自身が信じてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ。

 

キャッシュ、つくるか。

 

あるいはやめておくか。

 

明日、ブラストしながら詰めよう。

 

心は熱く、

頭はクレバーに。