小さな星がほらひとつ

余白の時間の練習する話

『砂漠』という小説を読んだ。

伊坂幸太郎の小説は4年ぶりくらいだろうか。

 

大学生の青春の話。

おもしろかった。

高3くらいで読んだらもっとおもしろかったやろうけど。

 

頭のいい人はなんでも整理しようとする。

みたいなフレーズがあって、そうやなぁと思った。

 

命って、人生って、

もっとくだらなくて価値のないものやと思う

だから価値を見出していくんやけど。

 

価値を高く見積もりすぎるから、そこに縛られるわけで。

 

 

 

 

 

 

 

お盆と台風、この二つが重なったからゆっくりした。

 

という言い訳を自分にして、ほぼ一週間まるまる仕事をしなかった。

 

仕事をするつもりやったのに、しなかった。

 

結果、休んでるのに頭と心は休んでない。

ほんとになんの意味もなく疲れてる現実。

 

アホやなぁと思うし、

 

休むのが下手くそやなぁと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠の主人公たちが意味もなく麻雀をするような、

 

無駄な余白の時間が、

 

おれの31歳からの人生には必要だと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新卒で入った会社で、

時間=命だと徹底して刷り込まれたおれは、

すべてにおいて目的が重要だと刷り込まれたおれは、

明確なビジョンを描いて達成することが幸せだと刷り込まれたおれは、

 

余白の時間を取るのが苦手になってしまった。

 

余白がなさすぎるから、こうやって定期的に余白が爆発する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甲子園を見てて、高校生ってええなぁって心底思う。

 

なんつーか、無駄なこと一切考えてない感じが。

 

甲子園で優勝することだけを考えて過ごす毎日。

いっしょにそれを目指す仲間がいて、サポートしてくれる家族がいて、

 

さぞ楽しいやろなぁ、と心底思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

いままで培ってきた思考習慣を自分で変えるのは時間がかかる。

 

おれは、いくつか捨てなければならん価値観がある。

 

仕事のことを考えない余白をつくろう。

体だけでなく、頭も心もオフになれる日をつくろうと思う。

 

それはいまのおれでは難しくて、

 

ふつう、それが当たり前にできてる。

 

でもおれはできないから、努力してそうなる必要がある。

 

はた目には、努力するもんじゃないと言われるかもしれんけど、

 

事実、できてないんやから、できるように努力するしかない笑

 

 

 

 

 

 

 

 

意味のない余白を人生につくってみる。

 

それは仕事の一環とかでなく、ふつうに。

 

それがそれとして大事なものとしてつくってみよう。

 

たぶん1ヶ月もあればできるはず。

 

オンオフの切り替え。

 

がんばろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

オンオフの切り替えしよう!

 

と思ったら、今度はオンになれんわけで、

 

あいかわらず極端な自分をそれでも愛そう!

 

履正社がんばれ!