なぜ地面に咲く花と、木に咲く花があるんだろう。
なぜ人は桜だけで花見をするんだろう。
なぜ地面に咲く花は木に咲かないんだろう。
みたいなことをすっと、桜は木に咲いてるから。以上。それだけ。
みたいになんの疑問も感じずありのままを受け入れてる人を、
羨ましくも思うし、つまらん人間やとも思う。
おれは好奇心の塊で知りたいことがいっぱいある。
大人になるとみんな過去と今の話ばっかりする。
おれは未来と今の話が好き。
過去の話もたまにはいいけど。
静かなところに行きたい。
なんの音もない静寂な世界に。
森の奥にある湖のような静寂な世界に身を置きたい。
京橋と梅田の往復の毎日。
だましだましでも身体と心が疲れる日が定期的に来てる。
実家は家事の面ではおかんに頼ってて「楽」やけど、
居心地は良くない。
テレビなんて雑音でしかなくて、雑音というよりも害のあるノイズ。
夜にテレビなんてつけないでほしい。
でもそれが親にとっては日々の一部だから受け入れる以外ない。
はやく稼ぎたいし、はやく家を出たい。
焦れば焦るほど、まず自分の心をニュートラルにするという、
おれの身体は不便にできてる。
無理をすれば一瞬で体調が崩れる。
アクセルを全開に踏みながらも、サイドブレーキも引いとく必要がある。
なんとも非合理な身体だと思う。
急がば回れ
と昔の人はよく言ったもんだ。
急がば回れ。
急がば心を整えよ。
急がば弱い自分と向き合え。
急がば回れ。
急がば回れ。