小さな星がほらひとつ

父方のばーちゃんの話

今度は父方のばーちゃんが救急車で緊急入院した。

 

お見舞いに行ったら、

同じ相部屋に入ってる知らんじいちゃんが

 

『助けてくれー』

『ねぇちゃん、しんどいー』

『助けてくれー』

 

てネガなことをずっと言ってる

ちょっとメンタル入ってる重症患者。

 

その場にちょっとおるだけで

おれでも気が狂いそうな悪環境。

 

体調が悪くて入院してるのに、

二日間ネガな言葉を浴びせられ続け、

その苦しみが刷り込まれたのだろう。

 

たぶんそのネガな言葉が

自分の届かないようにするためだろう。

ばーちゃんが半分ボケて帰ってきた。

 

おれはこれ以上ネガな言葉が

入らんように耳せんを買ってあげたけど

それをせずに寝てたみたいや。

良くなればええんやけど・・・

 

3ヵ月に一人のペースで

順番に搬送されていく祖父母たち。

 

はよ形にせにゃならんと、

毎度のことやけど心底思う。

 

人はその場にいるだけで、人に影響を与える

一緒の空間にいるということ

それ自体が刺激になり、いい影響を与えれる

 

回復するかどうかは別として、一緒にいる時間を増やそうと思う。

 

30代はやっぱり忙しなぁ

あれもこれも見えてくるねんな。