小さな星がほらひとつ

豊かな心を持つ話

会社の忘年会。

 

クセの強い人に「きみ変わってるね」と言われる。

毎朝出社したら窓のブラインドを開けては『今日もいい天気やなぁ・・・』て声に出すことを指してるようだ。

 

なるほどそうか。と思う。

おれは足るを知って、幸せの沸点が低くなれてるんやなーと気づく。

 

五体満足なこと。

季節の花を愛でること。

炊きたての白米を食べること。

心震える小説に出会えること。

毎朝グリーンスムージーを飲むこと。

オトンとオカンが健康なこと。

じいちゃんばあちゃんが生きてること。

ミッキーにまた会いたいなーって思うこと。

好きな人たちと酒を飲むこと。

未来とか、過去とか、今とか語りあうこと。

美味しいものを食べること。

走ること。

ヒーターにあたること。

朝焼けや夕焼けを見ること。

月の満ち欠けを見ること。

満月度を当てること。

漫画を読むこと。

家族で鍋を囲んで食うこと。

ブルージャイアントの発売日をチェックしていること。

とかとか。

 

挙げればキリがないけど、すごく自然体で、人生そのものを楽しんでいる感覚を持ててる。

 

楽しいも、嬉しいも。

辛いも、悲しいも。

生も、死も。

ぜんぶ、ぜんぶ。

 

だから晴れの日にはブラインド開けて「晴れてること自体」を楽しんでるのや。

それはおれにとってはええことなんやけど、そりゃまわりの人から見たら変わってるように見えるわな。

 

でもいい。おれは、おれ。

世界をありのまま捉える。

きれいな目でみる。

 

それが自然に出来てることを、ツッコまれて気づけてすごく嬉しい。すごく。

 

それが一般的な感覚からするとズレてたとしても、おれの中では理想の在り方に近いの生き方。

 

少しは鶴太郎さんや良寛さんに近づけてんのかな?

 

足るを知り、人として自然体に生きる。

まだまだでもやっぱり鶴太郎さんや良寛さんまではいってないな笑

 

もっともっと、

心豊かに生きたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とかゆーてますけどね、

飲んで電車で寝過ごして終電で京都に着く。

 

寒い。

京都、極寒。

とにかく寒いくて、辛い。

寒いって辛すぎるぅぅううう!!!

 

こんなときに使える金はないから四条のマクドで一泊。

 

暖かい家があるってこと自体も幸せなことやなぁと実感。

 

なんとか耐えて始発。祇園四条で電車待ってたら、女子小学生が2人で楽しそうに話してる。なんやろーと覗いてみたら、

 

『ペットの飼い方 入門』

 

て本を2人で読んでてウケた。

かわいいなぁ笑

 

君たちはこれからどんなペットを飼うつもりなんだい

 

犬かい?

猫かい?

それとも爬虫類?

 

なにを飼うのか知らんけど、ちゃんとペットの飼い方を勉強する2人やから、ペットは幸せやろなぁ。

 

彼女たちの心はきっと豊かだ。

 

おれも君たちみたいに豊かな心を持つ大人になるよ。きっと。マクド泊は辛さしかないけど、世界は今日も平和だわ。