小さな星がほらひとつ

最も尖ってるやつの話

大学時代に、こいつには敵わんと、初見で思ったやつがおる。

そいつが星本。
けんたろうの勧めで昨日5年ぶりくらいに会ってきた。

久しぶりに会ったのに、いきなり報告が2つあるゆーて、

結婚と、奥さんの妊娠を報告してきよった。

5年ぶりに会って、いきなり結婚と妊娠の報告する時点で、すでに尖ってるとおれは思うんやけど、

二人のなれそめを聞いたらやっぱり尖ってて、

なんかのパーティで、星本がベッロベロに酔っ払ってたところがスタートらしく、その時点で既に尖ってるんやけど、

その翌日に会うことなって、その場で相手の向こう1ヶ月の空いてる予定を全部抑えたらしい。

いやいや、尖り方が群を抜いとるわ。

結局、抑えた予定を全部こなす前に、ちゃんと告白して付き合いがスタートしたそうやけども。

星本よ。

お前はどれだけ尖ってんのや。

臆病な人間からすると、マジでありえへん尖り方やで。

でも、変わらずに星本が尖ってくれてたことがなによりも嬉しく、励みになった。

いま享受している環境を捨てるのは、簡単な選択ではない。
決して。

それは他人から見てもそうだろうし、自分から見ても、尖ってると思う。

おれはもっと自分らしく尖りたいし、尖れる才能があると思う。

確信があるとは、いまはまだ言えんけど、たぶん大丈夫や。

もっと尖ろう。
もっともっと尖ろう。

組織の中で、個を殺す生き方は、おれの性に合わん。

いま結婚を控えた彼女とかおらんくてよかった。
住み慣れた実家の近くに住んでなくてよかった。

その2つの要因があれば、おそらくおれの判断基準は不純なものになってた。

その2つの要因がないからこそ、いまの判断基準はかなり素の幸介のものという確信がある。

こっからの人生の判断基準は明確!
自分の魂を歓喜させる!

以上!