稲盛和夫のラストメッセージって本が
コンビニに並んでたからパッと開いてみると、
冒頭に
『一日一日を全力で生きること』
て名言が書いてあって、
あーほんまその通りやなぁと思う。
おれはまだ32歳だけど、
32歳にしては価値観や人生観が
圧倒的に仕上がってると思ってる。
それはいい意味で捉えれば
「落ち着いててしっかり」してるけど、
わるい意味で捉えたら
「老けてて面白みに欠ける」かもしれない。
すべての物事には表裏、陰陽がある。
自分の中に絶えず
陰陽どちらも持つこと。
そうできるように努めることが、
おれは人としての器や度量の大きさに
深く関わってると信じてる。
なんつーか、
ほんとうに強い人は、
自分の弱さをさらけ出せる人なんや。
弱い生物や動物は、
色や、匂いや、形を変えて、
敵を威嚇する。
きしゃーーー
ぷしゅーーーって。
それは食物連鎖において
捕食者に食べられへんためで
必要屋からしてるんやけど
ライオンはせんやろ？
そんな威嚇するようなこと。
人間が
無駄に着飾ったり、
無駄に香水つけたり、
無駄に実績アピールしたり、
無駄に高い店で飯食ったり、
無駄に強く見せたり、
そういうこと好きな人は
たいてい心が弱い人なんだ。
あるいは人間としての魅力に欠けるから
魅力を外部から取り入れないとなんだ。
おれには
「わたし弱い人間でーす！」
というアピールにしか見えない。
足るを知る。
他に足をつける。
己の弱い心と向き合い、
弱い自分を否定することなく
自分の一部だと受け入れる。
自分をほんとうの意味で
受け入れることができてはじめて
だれかを愛することができる。
自分を愛せない人間は、
本質的には誰も愛してはいない。
それはどこまで行っても、
愛という建前の依存だ。
この現代に、
自分の弱さと真っ正面から向き合い、
受け入れている人間が
どれほどいるというのだろう。
おれもまだまだ弱いけど
これからも努め続ける。
弱い自分を無視しないし
仲間外れにもしない。
おれはおれで自分らしく。
愛に溢れた人生を生きるため。
家族を、
仲間を、
友達を、
そして他人でさえ、
呼吸するかのごとく愛せる人間に
おれはなりたい。
今日の散歩おわり。
今日もすべての出会いと出来事に
心からの感謝を込めて。
おやすみ地球。
