小さな星がほらひとつ

香港国民に謝罪する話

『おにごっこ』

 

という遊びがある。

 

例えば4人でおにごっこをするなら、ジャンケンで負けた1人が『鬼役』になり、逃げる他の3人の『人間』を追いかける遊びだ。

 

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鬼役が3人のうちの誰かにタッチすれば鬼は交代。

 

今度はタッチされた人が鬼役となって遊びは飽きるまで続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、近所の公園に隣接してるグラウンドでキャッチボールしてたら、

 

小学校3年生くらいの4人組がグラウンドに入ってきた。

 

公園じゃなくグラウンドに入ってくるぐらいやから、野球だとか、ドッチボールだとか、テニスだとか、それこそキャッチボールだとか、

 

てっきりグラウンドの遊びをしに来たかと思えば、

 

始めたのはなんとおにごっこ。

 

でもこのおにごっこ、なんか様子がおかしい。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼3人おる!!

 

 

 

 

 

 

 

まじかぁ・・・

 

度肝を抜かれて止まるキャッチボール。

そのまましばらく子供たちを観察する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これもゆとり教育の影響なんやろか。

 

足遅いやつとか、アトラクション使うの下手なやつが、ずっと鬼!

 

みたいなことが決してありえへんように、

 

遊びが必ず完結するように、親とか先生が教えたんやろか。

 

とかいろいろ考えてたら人間の子が3人の鬼に捕まった。

 

 

 

 

 

 

 

ほんなら捕まったら捕まったで、

 

『次は誰が逃げるー?』

 

ゆーてみんなで話し合ってたけど、

 

次に逃げるやつ話し合いで決めんのかーいっ

 

そこはもうタッチしたやつが逃げたらええやん笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがどこまでも争いを避ける今の世代の子供たちなのか?

 

ジェネギャを感じずにはいられない。

 

この遊びがほんまに『鬼ごっこ』なのか聞きたかったけど、さすがに30越えたおっさんにそんなん聞かれたら嫌やろうからやめといた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも子供たちよ。

あえて言わせてくれ。

 

それはもう『鬼ごっこ』やなくて『鬼の人間狩り』やから。

 

従来のおにごっこっつーのは、

 

鬼が1人しかおらんから、人間側が主役の『逃げる遊び』やったけど、

 

鬼が3人になってもーたら、鬼がメインの『捕まえる遊び』やん。

 

狩りやん。

捕食者やん。

人間狩りやん!

約束のネバーランドやん!

 

争いを避ける教育の裏で、実はド肉食なのかもしれない子供たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おとなりの香港が民主主義を掲げて中高生までデモに参加してる中で、

 

我が国はTHE行きすぎた民主主義みたいなクレイジーな遊びが流行ってるみたいです。

すいません。。

 

香港が生きづらくなったらいつでも日本に来てください。

 

日本発祥の民主主義ゲーム『人間狩り』でいっしょに遊びましょう。