小さな星がほらひとつ

第二回 好みの女性像の話

初めて韓国人の友達が出来た。

前に一年日本に留学してたときがあって、そんとき全然日本語が話せずに悔しいから、日本に移り住むことを決めたそう。

一回で映画を5本借りる、映画ジャンキーだ。

話をしていておもしろい。

これが好き。
これについてはこう思う。
目標がないと生きている意味がない。

多くのことに明確な判断基準を持つ。

興味が湧く。

人としての色が、とてーも濃い。

自分の判断基準による良し悪しについて、弊害を理解した上で発言するのは、ワガママでなくて勇気だと思う。

でも本来はそれが自然。
人間の、本質。

で、思った。

おれのパートナーになる人は、自分の価値観をありのままぶつけてくれる人じゃないと困る。

そう。
困んねん。

そうじゃないとおれの人生の色が薄くなる。
薄い色の人生は嫌だ。

社会に出て5年目。
自分の色を薄くしようと努めてきた。

だからこそ見える。
おれは薄い色の人生は嫌いだ。笑

でもなにより、今は明確にそれを嫌いだと言える自分の判断基準を褒めてあげたいと思う。

よしよし。

あの無様な負け戦さから半年。
おかげ様でそう言える強さを身につけた。

というよりも、強さは元々あった。
思考を永遠と整理して、それを引っ張り出してきたのや。

話が逸れたけど、ともかく、好みの女性像を更新。
価値観を感じたままにぶつけてくれる人。

更新したからなんやねん。
と、自分でも思うけど、

おれのように27にもなって、結婚したいけど新しい恋に臆してる人は日本に山ほどいるはず。

いるはず、というか、昨日地元の友達がこっち来てたから一緒に江ノ島行ったんやけど、完全に臆しとるやないか!お前!笑

人生も、仕事も、恋も、まだ27やのに、もう27やと思ーとる!

心がワァーーーーーッッってなる。

カーーーーーツっ!!!

なんとかしたい想いはあるけど、本人に気づきがないことには変えることは不可能。

だからね、おれはそういう人の力になりたいと切に思う。

こうやって自分の経験を元に恋愛を体系化していくことが大事。
そこにいまのおれは心があるから。

だんだん見えてきた。

気づきの機会が結婚式。
そこで感動し、自分がその場の主役になることを願望に入れる。

おれも主役になりたい、とそう願うが、新たな恋に臆してる26から31までの男がターゲットのビジネスを展開する。

よっしゃ。
見えてきたぞ全体像が、まだ朧げながら。

一歩ずつ進んでる感がおれらしい。

おれの心はいまここにある。
心がワァーーーーーッッてなるところにね。